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柿渋塗り米袋5キロ 無地 3回塗り
¥600
こちらも、3回塗り、この夏の日差しで良い色が出ました。元気サポートひまわりさん、塗りが上達してきまして、楽しく作業してくださつているそうです。1枚め写真、小さいほうが5キロです。 その他、お手数ですが、米袋30キロの説明もご参照ください。
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柿渋塗り米袋10キロ 無地 3回塗り
¥800
3回塗り、こちらもこの夏の日差しで良い色になりました。1枚め写真のように、箱型です。3枚め写真、大きいほうが10kgです。 お米をいれたあとは、ひもだけ持つと、破れやすいです。袋全体を持つようにされてください。 また更新します。
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柿渋塗り米袋30キロ 稲穂 2回塗り
¥1,000
柿渋塗り米袋 稲穂 30キロ 外側2回塗り。やはり、かなり塗りムラ、小さな塗り残しなどあります。きれいに塗っているつもりですが、塗って数日してから失敗がわかり、補正できないので残念です。。乾かすときに、底の部分が他の面とくつついてしまったりした跡があることもあります。また、同じ2回塗りでも、天気の良くない時に制作したものは、少し茶色が薄いです。実物を見て頂いて、気になるようでしたら、もちろん返品や交換対応致します。 私が塗ったり、広島県尾道市浦崎町の、B型就労支援施設 元気サポートひまわりさんに塗って頂いたりしています。施設利用者さんに少ないですが時給も払えていて、購入者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。写真6枚めは、柿渋工場前で、NPOぬまくま民家を大切にする会と、尾道柿園さん、ひまわりさんのメンバーで、工場創業10周年の記念写真です。 そのほか、米袋30キロ無地の説明をご参照頂ければ幸いです。
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B級品 柿渋塗り米袋30キロ 無地
¥600
外側2回柿渋塗り。塗りムラがとてもあります。B級品でもかまわん、とりあえずざっくり柿渋2回塗りしてあるんじゃろ、じゃぁオッケ~、使ってみるわ、という心優しくおおらかな方向けです。ご自分で一度塗り直しされても良いかもしれません。 私が別仕事前の早朝や休みに頑張って塗りましたが、なにしろ焦りながら塗ったため、その心の乱れがそのまま出ているようです。。落ち着いてしないとだめですね。。欲を出して大量生産とか、何分で1枚塗ると時給で計算したらおいくら位の利益があがるはず、そしたら夢の柿渋専業になれるか、とか、、とか、、手仕事であまり考えてはいけないですねえ、やはり。。楽しんで作って、良いものができたら嬉しい、くらいがよいとしみじみ思いました。 とはいえ、200枚くらい作ってしまったので、売りに出してみます。もし欲しい方がありましたら、よろしくお願い致します。 底面部をあまり日光にあてなかったため、発色が悪く、色が薄いものもあります。柿渋の2度塗りはしているので、見た目だけの違いで、効果は発色の良い場合とたぶん同じだと思います。 また、袋の特性で、ダイヤ模様が浮き出ているものもあります。 ・通常の米袋よりも、柿渋の防水防虫効果はあると思いますが、米が3年保つかは不明です。2020年6月のブログ記事からお問合せ多数を頂きましたが、その後、秋にはやっぱり新米を食べたいと、3年保管しようとの決意はどこへやら、せつせと食べてしまい、2022年7月現在、効果を実験できておりません。。 ・塗りムラや発色のムラ、小さな塗り残しがあります。 ・皆様がホームセンターで米袋を買って柿渋を塗っても、同じものが作れると思います。その場合は、古いTシャツなどの布で、柿渋原液をつけて、静かな気持ちで優しくふくように塗ると、液だれが少なくきれいに仕上がりやすいと思います。1週間位、晴れ間が続くときを狙って作業されてみてください。1度塗り、数日干して、また2回めを塗り、数日干します。 ・まだ少し、柿渋のニオイが感じられるような気がします。感じ方には個人差がありますが、2週間位、風にあてると消えると思います。 ・柿渋の防虫効果がどれ位持つのか、1年たつと効果が無くなるのか等は、すみません、よくわかりません。自然のものなので、藍染めなどと同様、染めていないものよりも、染めあがった時から丈夫になり虫に喰われにくくなり、効果はずっと続くように思います。が、なんとなくの経験値のみで、未検証です。 ・写真4枚目は、防水効果の実験です。雨の少したまるコンクリートに、雨の1晩置いてみました。結果、塗っていないものは、水が内部に染み込みお米がすっかりふやけましたが、柿渋塗りのものは、中に水が入らず、お米も乾いたままでした。ただし、これが数日間水に浸かるとなると、浸水するかもしれません。 ・1年での交換おすすめは、おそらく自然の暮らしのリズムだからではないでしようか。秋の新米を約1年保管し、また次の秋の新米のときには新しい米袋で保管、というような。 ・米袋自体は、3年前のものでも、問題無く使用できます。うちは5キロずつ精米していて、そのときコイン精米機に持参する米袋が使い続けて3年くらいです。防虫効果の変化はわかりません。不安な場合は、御自分でまた柿渋を塗り直して、繰り返しのご使用も良いかと思います。革靴に靴墨を塗り重ねてお手入れする感覚でしようか。そうすると5年や10位は使える気がします。。が、こちらも未検証、また実験してご報告します。 ・お米を保管する際には、とにかく口をしっかり縛って、虫の侵入を防ぐことが大切なようです。柿渋米袋でも、保管場所や状況によつては、虫がつくこともあるかもしれません。農家さんに聞くと、風味をもたせるなら、モミの状態で冷蔵庫保管が一番良いそうです。冷蔵庫保管は無理だけど長期保管をお考えの場合、お近くにモミを精米できるコイン精米機があるなら、モミで、無い場合は玄米での保管をおすすめします。白米なんかで常温保管しようたら、すぐ味落ちるし、虫来るで〜、やめときやめとき、だそうです。 ・発送時の折り皺がつくと思います。 ・その他、ご不明点はお問合せください。
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柿渋 1.3リットル
¥2,000
自然塗料・染料 天然素材なので、ニオイあり。 原料は柿と井戸水だけなので、地球にも安心です。 防水・防虫・防腐効果があるので、床や柱の塗装に。染料に。一閑張に。 --- <使用方法> 木材への塗布:原液をはけで塗る。塗りムラの出ないように布でふいて磨く。1Lで約10平米塗布可能(木材により違いあり) 布の染色:水洗いして軽く絞った布を、原液に数分浸し、絞ってシワを良く伸ばして天日に干す --- <補足事項> 昔から高血圧予防の薬として、飲用もされたようです。おちょこ一杯一ヶ月飲むと、どんな高血圧も下がるらしいです。飲むと言って買われる、優しい笑顔と年季と気合いの入った方もいらっしゃるのですが、この時点で生き物として強い。私、試してみましたところ、大変に大変に渋いので、飲み続けるにはかなりの根性がいります。サイダーでわると少し飲みやすいですが、これを飲み続けられる人なら、どんな病気でも余裕の気力と根性で治せるのではないかと思います。また、柿渋で1ヶ月うがいして歯周病をなおしたと古老が語っており、ためしてみると、確かに口中がひきしまる気はいたします。しかし、それはもう口中渋くて、渋すぎて、未知の世界にトリップできます。そうかの、わしゃあ子供のころ間違えて渋柿をかじったりしとったけえ、そんなに渋いとも思わんが。本当ですか、渋くないのですかこれが。等と、この地球上における生物としての鍛えられ方の違いについて考察する良い機会を得ることもできます。もちろん保健所の許可なども取っておりませんので、飲食用には全く責任がもてません。面白いので、話のネタに、または、ぜひ普通に、木材の塗料などとしてどうぞ。 木材が古くてホコリだらけだったりする場合は、乾いた刷毛や歯ブラシで、サッサと払い、お掃除します。ニスや別の塗料が塗られている場合は、紙やすりなどをかけて剥がしておきます。 柿渋原液をハケで塗り、すぐ、布で磨くようにふきあげます。これで塗りムラなくきれいに仕上げられます。1時間位おいて乾いたら、同様に重ねて塗ります。半日で三回くらい塗り、1〜2週間放置すると良い色になっていきます。 古い家の白茶けた木部などは、これで見事に美しくよみがえります。柿渋大好き、と思う嬉しい瞬間です。 なお、夏は、片面だけ濡れた木を強い直射日光にあてると板が曲がります。陰干しして1日位おいて、よく乾いてから陽にあててください。柿渋は日光で発色するので、適宜ひっくり返すと、表裏均等に発色します。すっかり忘れていて、もし色ムラができても、それもまた良い味わいになります。 染料として使われる場合は、時間に余裕のある方におすすめです。市販の無臭品等に比べると、季節により染まりがだいぶ遅い場合があるようです。染め方は、原液または適当に水で薄めた柿渋液に布を10分ほど浸して、手で軽く絞り、よくシワをのばして天日に干すだけです。簡単です。日光で徐々に発色します。薄いようなら、二度染めしてください。布がかたく丈夫になります。硬すぎる場合は、重曹を水で溶いた液で洗ってください。少しやわらかくなります。 全体として、あまり即効性はないですが、素材や太陽と対話しながらのんびり付き合っていただくと、楽しいかと思います。 柿渋独特の銀杏のようなニオイも含めて自然を愛する方におすすめです。ニオイは、戸外で風にあてておけば、感じ方に個人差がありますが、数日から数週間で消えます。 住宅密集地で作業される場合は、風下のお宅に一言ご挨拶されておくとよいかもしれません。「あの、くさいんですけど、お宅、ネコが大量に庭でウンチしていませんか。または生ゴミを放置していませんか」などとピンポンを鳴らされる可能性を回避できます。 服や庭石、コンクリートもよく染まるため、よく養生してください。数日後に、あら、こんなところにシミが、と気がついたときにはもう落とせないため、軽くショックを受けます(体験者は語る)。庭石の場合は、思い切って全体を塗るとわりとよい感じになる場合もあります(個人の感想です)。 柿渋に硬化作用があるため、用具は使用後すぐに水洗いしてください。 冷暗所に保管し、半年位を目安に使い切ってください。柿渋は生きているため、容器内でも発酵がすすみ、白い澱が出てくることがあります。気にせずにかき混ぜて塗るか、上澄みをご利用ください。布を染める場合は、生ゴミネットで漉してご利用ください。 ゼリー状に固まった場合は、生ゴミとして処理してください。畑にうめれば肥料になります。ともあれ、目減りするとやはり損した気分になりますので、早めにご利用ください。(なお、冷蔵庫や冷凍庫で保管するという強者のアドバイスをいただき、そちらは目下実験中です) 柿渋は、鉄に反応して酸化し黒くなります。鉄釘を一晩入れておくと翌朝には黒く変色した液が得られ、同様に使うことができます。黒色を出したい場合以外は、鉄製品はさけて、プラスチックやホーロー容器をご利用ください。 --- カード決済の場合 送料 全国一律千円 代引きの場合 郵便振込用紙を同封して、送料着払いでお送りします。近くの方なら送料が少し安くなるかもしれません。遠い方なら送料が千円以上になるかもしれません。お手数ですが、商品代金は郵便局から振込をお願いします。すみませんが、代引きのやり方がよくわからないので、わかり次第、きちんと代引きにしたいと思います。
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柿渋 250ml
¥400
250mlで一閑張りの市場かごを3~5回塗りできます。柿渋は1回目で半分位使いますが、1回目で充分しみこんだあとは、2回目3回目と、使う量は少しで済むようになります。 (以下、1.3Lと同じ内容の説明文です) 自然塗料・染料 天然素材なので、ニオイあり。 原料は柿と井戸水だけなので、地球にも安心です。 防水・防虫・防腐効果があるので、床や柱の塗装に。染料に。一閑張に。 --- <使用方法> 木材への塗布:原液をはけで塗る。塗りムラの出ないように布でふいて磨く。1Lで約10平米塗布可能(木材により違いあり) 布の染色:水洗いして軽く絞った布を、原液に数分浸し、絞ってシワを良く伸ばして天日に干す --- <補足事項> 昔から高血圧予防の薬として、飲用もされたようです。おちょこ一杯一ヶ月飲むと、どんな高血圧も下がるらしいです。飲むと言って買われる、優しい笑顔と年季と気合いの入った方もいらっしゃるのですが、この時点で生き物として強い。私、試してみましたところ、大変に大変に渋いので、飲み続けるにはかなりの根性がいります。サイダーでわると少し飲みやすいですが、これを飲み続けられる人なら、どんな病気でも余裕の気力と根性で治せるのではないかと思います。また、柿渋で1ヶ月うがいして歯周病をなおしたと古老が語っており、ためしてみると、確かに口中がひきしまる気はいたします。しかし、それはもう口中渋くて、渋すぎて、未知の世界にトリップできます。そうかの、わしゃあ子供のころ間違えて渋柿をかじったりしとったけえ、そんなに渋いとも思わんが。本当ですか、渋くないのですかこれが。等と、この地球上における生物としての鍛えられ方の違いについて考察する良い機会を得ることもできます。もちろん保健所の許可なども取っておりませんので、飲食用には全く責任がもてません。面白いので、話のネタに、または、ぜひ普通に、木材の塗料などとしてどうぞ。 木材が古くてホコリだらけだったりする場合は、乾いた刷毛や歯ブラシで、サッサと払い、お掃除します。ニスや別の塗料が塗られている場合は、紙やすりなどをかけて剥がしておきます。 柿渋原液をハケで塗り、すぐ、布で磨くようにふきあげます。これで塗りムラなくきれいに仕上げられます。1時間位おいて乾いたら、同様に重ねて塗ります。半日で三回くらい塗り、1〜2週間放置すると良い色になっていきます。 古い家の白茶けた木部などは、これで見事に美しくよみがえります。柿渋大好き、と思う嬉しい瞬間です。 なお、夏は、片面だけ濡れた木を強い直射日光にあてると板が曲がります。陰干しして1日位おいて、よく乾いてから陽にあててください。柿渋は日光で発色するので、適宜ひっくり返すと、表裏均等に発色します。すっかり忘れていて、もし色ムラができても、それもまた良い味わいになります。 染料として使われる場合は、時間に余裕のある方におすすめです。市販の無臭品等に比べると、季節により染まりがだいぶ遅い場合があるようです。染め方は、原液または適当に水で薄めた柿渋液に布を10分ほど浸して、手で軽く絞り、よくシワをのばして天日に干すだけです。簡単です。日光で徐々に発色します。薄いようなら、二度染めしてください。布がかたく丈夫になります。硬すぎる場合は、重曹を水で溶いた液で洗ってください。少しやわらかくなります。 全体として、あまり即効性はないですが、素材や太陽と対話しながらのんびり付き合っていただくと、楽しいかと思います。 柿渋独特の銀杏のようなニオイも含めて自然を愛する方におすすめです。ニオイは、戸外で風にあてておけば、感じ方に個人差がありますが、数日から数週間で消えます。 住宅密集地で作業される場合は、風下のお宅に一言ご挨拶されておくとよいかもしれません。「あの、くさいんですけど、お宅、ネコが大量に庭でウンチしていませんか。または生ゴミを放置していませんか」などとピンポンを鳴らされる可能性を回避できます。 服や庭石、コンクリートもよく染まるため、よく養生してください。数日後に、あら、こんなところにシミが、と気がついたときにはもう落とせないため、軽くショックを受けます(体験者は語る)。庭石の場合は、思い切って全体を塗るとわりとよい感じになる場合もあります(個人の感想です)。 柿渋に硬化作用があるため、用具は使用後すぐに水洗いしてください。 冷暗所に保管し、半年位を目安に使い切ってください。柿渋は生きているため、容器内でも発酵がすすみ、白い澱が出てくることがあります。気にせずにかき混ぜて塗るか、上澄みをご利用ください。布を染める場合は、生ゴミネットで漉してご利用ください。 ゼリー状に固まった場合は、生ゴミとして処理してください。畑にうめれば肥料になります。ともあれ、目減りするとやはり損した気分になりますので、早めにご利用ください。(なお、冷蔵庫や冷凍庫で保管するという強者のアドバイスをいただき、そちらは目下実験中です) 柿渋は、鉄に反応して酸化し黒くなります。鉄釘を一晩入れておくと翌朝には黒く変色した液が得られ、同様に使うことができます。黒色を出したい場合以外は、鉄製品はさけて、プラスチックやホーロー容器をご利用ください。 --- カード決済の場合 送料 全国一律千円 代引きの場合 郵便振込用紙を同封して、送料着払いでお送りします。近くの方なら送料が少し安くなるかもしれません。遠い方なら送料が千円以上になるかもしれません。お手数ですが、商品代金は郵便局から振込をお願いします。すみませんが、代引きのやり方がよくわからないので、わかり次第、きちんと代引きにしたいと思います。
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柿渋 20リットル
¥18,000
思いきりDIYしたい方に。民家再生や、大物の染めをする方等におすすめ。お得です。 使用例 ・つり具屋さんで魚網を染めるのに3個(=60L)ずつ よく獲れるそうです ・染めものに2個(=40L) 樽やプラスチックの押入れ衣装ケース等にいれて、こいのぼりでもシーツでも、じゃんじゃん染めるそうです ・築350年の民家の移築再生に10個(=200L) 柱、梁、床板、天井板、建具などまるごとすべてに塗った例 染めはお好みで水で薄めたら薄い優しい色合いのベージュになります。20Lあったら相当量染まります。木材への塗布は、1Lで約10平米、20Lで約200平米。3回塗りする場合は、70平米くらいが目安です。(木材の状態によります。乾いた古い材か、新しいまだ水分を含む材か等) (以下、1.3Lと同じ内容の説明文です) 自然塗料・染料 天然素材なので、ニオイあり。 原料は柿と井戸水だけなので、地球にも安心です。 防水・防虫・防腐効果があるので、床や柱の塗装に。染料に。一閑張に。 --- <使用方法> 木材への塗布:原液をはけで塗る。塗りムラの出ないように布でふいて磨く。1Lで約10平米塗布可能(木材により違いあり) 布の染色:水洗いして軽く絞った布を、原液に数分浸し、絞ってシワを良く伸ばして天日に干す --- <補足事項> 昔から高血圧予防の薬として、飲用もされたようです。おちょこ一杯一ヶ月飲むと、どんな高血圧も下がるらしいです。飲むと言って買われる、優しい笑顔と年季と気合いの入った方もいらっしゃるのですが、この時点で生き物として強い。私、試してみましたところ、大変に大変に渋いので、飲み続けるにはかなりの根性がいります。サイダーでわると少し飲みやすいですが、これを飲み続けられる人なら、どんな病気でも余裕の気力と根性で治せるのではないかと思います。また、柿渋で1ヶ月うがいして歯周病をなおしたと古老が語っており、ためしてみると、確かに口中がひきしまる気はいたします。しかし、それはもう口中渋くて、渋すぎて、未知の世界にトリップできます。そうかの、わしゃあ子供のころ間違えて渋柿をかじったりしとったけえ、そんなに渋いとも思わんが。本当ですか、渋くないのですかこれが。等と、この地球上における生物としての鍛えられ方の違いについて考察する良い機会を得ることもできます。もちろん保健所の許可なども取っておりませんので、飲食用には全く責任がもてません。面白いので、話のネタに、または、ぜひ普通に、木材の塗料などとしてどうぞ。 木材が古くてホコリだらけだったりする場合は、乾いた刷毛や歯ブラシで、サッサと払い、お掃除します。ニスや別の塗料が塗られている場合は、紙やすりなどをかけて剥がしておきます。 柿渋原液をハケで塗り、すぐ、布で磨くようにふきあげます。これで塗りムラなくきれいに仕上げられます。1時間位おいて乾いたら、同様に重ねて塗ります。半日で三回くらい塗り、1〜2週間放置すると良い色になっていきます。 古い家の白茶けた木部などは、これで見事に美しくよみがえります。柿渋大好き、と思う嬉しい瞬間です。 なお、夏は、片面だけ濡れた木を強い直射日光にあてると板が曲がります。陰干しして1日位おいて、よく乾いてから陽にあててください。柿渋は日光で発色するので、適宜ひっくり返すと、表裏均等に発色します。すっかり忘れていて、もし色ムラができても、それもまた良い味わいになります。 染料として使われる場合は、時間に余裕のある方におすすめです。市販の無臭品等に比べると、季節により染まりがだいぶ遅い場合があるようです。染め方は、原液または適当に水で薄めた柿渋液に布を10分ほど浸して、手で軽く絞り、よくシワをのばして天日に干すだけです。簡単です。日光で徐々に発色します。薄いようなら、二度染めしてください。布がかたく丈夫になります。硬すぎる場合は、重曹を水で溶いた液で洗ってください。少しやわらかくなります。 全体として、あまり即効性はないですが、素材や太陽と対話しながらのんびり付き合っていただくと、楽しいかと思います。 柿渋独特の銀杏のようなニオイも含めて自然を愛する方におすすめです。ニオイは、戸外で風にあてておけば、感じ方に個人差がありますが、数日から数週間で消えます。 住宅密集地で作業される場合は、風下のお宅に一言ご挨拶されておくとよいかもしれません。「あの、くさいんですけど、お宅、ネコが大量に庭でウンチしていませんか。または生ゴミを放置していませんか」などとピンポンを鳴らされる可能性を回避できます。 服や庭石、コンクリートもよく染まるため、よく養生してください。数日後に、あら、こんなところにシミが、と気がついたときにはもう落とせないため、軽くショックを受けます(体験者は語る)。庭石の場合は、思い切って全体を塗るとわりとよい感じになる場合もあります(個人の感想です)。 柿渋に硬化作用があるため、用具は使用後すぐに水洗いしてください。 冷暗所に保管し、半年位を目安に使い切ってください。柿渋は生きているため、容器内でも発酵がすすみ、白い澱が出てくることがあります。気にせずにかき混ぜて塗るか、上澄みをご利用ください。布を染める場合は、生ゴミネットで漉してご利用ください。 ゼリー状に固まった場合は、生ゴミとして処理してください。畑にうめれば肥料になります。ともあれ、目減りするとやはり損した気分になりますので、早めにご利用ください。(なお、冷蔵庫や冷凍庫で保管するという強者のアドバイスをいただき、そちらは目下実験中です) 柿渋は、鉄に反応して酸化し黒くなります。鉄釘を一晩入れておくと翌朝には黒く変色した液が得られ、同様に使うことができます。黒色を出したい場合以外は、鉄製品はさけて、プラスチックやホーロー容器をご利用ください。 --- カード決済の場合 送料 全国一律千円 代引きの場合 郵便振込用紙を同封して、送料着払いでお送りします。近くの方なら送料が少し安くなるかもしれません。遠い方なら送料が千円以上になるかもしれません。お手数ですが、商品代金は郵便局から振込をお願いします。すみませんが、代引きのやり方がよくわからないので、わかり次第、きちんと代引きにしたいと思います。