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柿渋 20リットル

¥18,000 税込

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思いきりDIYしたい方に。民家再生や、大物の染めをする方等におすすめ。お得です。

使用例
・つり具屋さんで魚網を染めるのに3個(=60L)ずつ よく獲れるそうです
・染めものに2個(=40L) 樽やプラスチックの押入れ衣装ケース等にいれて、こいのぼりでもシーツでも、じゃんじゃん染めるそうです
・築350年の民家の移築再生に10個(=200L)  柱、梁、床板、天井板、建具などまるごとすべてに塗った例

染めはお好みで水で薄めたら薄い優しい色合いのベージュになります。20Lあったら相当量染まります。木材への塗布は、1Lで約10平米、20Lで約200平米。3回塗りする場合は、70平米くらいが目安です。(木材の状態によります。乾いた古い材か、新しいまだ水分を含む材か等)


(以下、1.3Lと同じ内容の説明文です)

自然塗料・染料
天然素材なので、ニオイあり。
原料は柿と井戸水だけなので、地球にも安心です。

防水・防虫・防腐効果があるので、床や柱の塗装に。染料に。一閑張に。
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<使用方法>
木材への塗布:原液をはけで塗る。塗りムラの出ないように布でふいて磨く。1Lで約10平米塗布可能(木材により違いあり)
布の染色:水洗いして軽く絞った布を、原液に数分浸し、絞ってシワを良く伸ばして天日に干す
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<補足事項>

昔から高血圧予防の薬として、飲用もされたようです。おちょこ一杯一ヶ月飲むと、どんな高血圧も下がるらしいです。飲むと言って買われる、優しい笑顔と年季と気合いの入った方もいらっしゃるのですが、この時点で生き物として強い。私、試してみましたところ、大変に大変に渋いので、飲み続けるにはかなりの根性がいります。サイダーでわると少し飲みやすいですが、これを飲み続けられる人なら、どんな病気でも余裕の気力と根性で治せるのではないかと思います。また、柿渋で1ヶ月うがいして歯周病をなおしたと古老が語っており、ためしてみると、確かに口中がひきしまる気はいたします。しかし、それはもう口中渋くて、渋すぎて、未知の世界にトリップできます。そうかの、わしゃあ子供のころ間違えて渋柿をかじったりしとったけえ、そんなに渋いとも思わんが。本当ですか、渋くないのですかこれが。等と、この地球上における生物としての鍛えられ方の違いについて考察する良い機会を得ることもできます。もちろん保健所の許可なども取っておりませんので、飲食用には全く責任がもてません。面白いので、話のネタに、または、ぜひ普通に、木材の塗料などとしてどうぞ。

木材が古くてホコリだらけだったりする場合は、乾いた刷毛や歯ブラシで、サッサと払い、お掃除します。ニスや別の塗料が塗られている場合は、紙やすりなどをかけて剥がしておきます。

柿渋原液をハケで塗り、すぐ、布で磨くようにふきあげます。これで塗りムラなくきれいに仕上げられます。1時間位おいて乾いたら、同様に重ねて塗ります。半日で三回くらい塗り、1〜2週間放置すると良い色になっていきます。

古い家の白茶けた木部などは、これで見事に美しくよみがえります。柿渋大好き、と思う嬉しい瞬間です。

なお、夏は、片面だけ濡れた木を強い直射日光にあてると板が曲がります。陰干しして1日位おいて、よく乾いてから陽にあててください。柿渋は日光で発色するので、適宜ひっくり返すと、表裏均等に発色します。すっかり忘れていて、もし色ムラができても、それもまた良い味わいになります。

染料として使われる場合は、時間に余裕のある方におすすめです。市販の無臭品等に比べると、季節により染まりがだいぶ遅い場合があるようです。染め方は、原液または適当に水で薄めた柿渋液に布を10分ほど浸して、手で軽く絞り、よくシワをのばして天日に干すだけです。簡単です。日光で徐々に発色します。薄いようなら、二度染めしてください。布がかたく丈夫になります。硬すぎる場合は、重曹を水で溶いた液で洗ってください。少しやわらかくなります。

全体として、あまり即効性はないですが、素材や太陽と対話しながらのんびり付き合っていただくと、楽しいかと思います。

柿渋独特の銀杏のようなニオイも含めて自然を愛する方におすすめです。ニオイは、戸外で風にあてておけば、感じ方に個人差がありますが、数日から数週間で消えます。

住宅密集地で作業される場合は、風下のお宅に一言ご挨拶されておくとよいかもしれません。「あの、くさいんですけど、お宅、ネコが大量に庭でウンチしていませんか。または生ゴミを放置していませんか」などとピンポンを鳴らされる可能性を回避できます。

服や庭石、コンクリートもよく染まるため、よく養生してください。数日後に、あら、こんなところにシミが、と気がついたときにはもう落とせないため、軽くショックを受けます(体験者は語る)。庭石の場合は、思い切って全体を塗るとわりとよい感じになる場合もあります(個人の感想です)。

柿渋に硬化作用があるため、用具は使用後すぐに水洗いしてください。

冷暗所に保管し、半年位を目安に使い切ってください。柿渋は生きているため、容器内でも発酵がすすみ、白い澱が出てくることがあります。気にせずにかき混ぜて塗るか、上澄みをご利用ください。布を染める場合は、生ゴミネットで漉してご利用ください。

ゼリー状に固まった場合は、生ゴミとして処理してください。畑にうめれば肥料になります。ともあれ、目減りするとやはり損した気分になりますので、早めにご利用ください。(なお、冷蔵庫や冷凍庫で保管するという強者のアドバイスをいただき、そちらは目下実験中です)

柿渋は、鉄に反応して酸化し黒くなります。鉄釘を一晩入れておくと翌朝には黒く変色した液が得られ、同様に使うことができます。黒色を出したい場合以外は、鉄製品はさけて、プラスチックやホーロー容器をご利用ください。

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